ADHDの症状 大人の場合の特徴と問題点
高次脳機能障害です。知的な発達の遅れはないですが、周囲との協調性の欠如などでトラブルを起こしやすく、悩んでいる人も多いようです。
こどものADHDが注目されていますが、大人のADHDも増えているようです。
どう付き合う? 大人に多いADHD症候群
Mocosuku Woman 3月7日(土)17時0分配信
大人の発達障害という言葉を聞いたことがありますか?発達障害を抱えていることに、大人になってから本人や周囲が気づくというものです。発達障害の中でも特に大人になるまで発見されにくいのが、ADHD(注意欠陥多動性障害)とアスペルガー症候群。なかなか自覚できないために、強いストレスを感じながら社会生活を送る人が増えているようです。
どう付き合う? 大人に多いADHD症候群
◆発達障害は見た目にわかりにくい
発達障害は脳機能の発達が関係する、生まれつきの障害です。コミュニケーション力や社会適応力の欠如など、日常生活を送る上で困難を感じる症状があります。子供のころに現われはじめますが、障害といっても見た目には分かりにくく本人すらも自覚しにくいものです。特に知的障害を伴わない発達障害は、周囲にその行動や態度から「個性が強い子」という印象を持たれながら、そのまま障害に気づかず大人になってしまうことがあるのです。
◆大人に見られるADHDの特徴とは
かつては子供特有の病気であると認識されていましたが、最近では大人になってADHDの症状に悩み、日常生活や仕事に支障をきたすことがわかっています。大人のADHDの症状は大きく分けて3つに分類されます。●不注意
ケアレスミスをする、忘れ物や物をなくすことが多い、約束や締め切りを守れない、片付けが苦手、物事を順序立てて行うのが苦手…など。●多動性
落ち着かない、貧乏ゆすりをする、自分のことばかりしゃべる、疲れるほど活動してしまう…など。●衝動性
衝動買いが多い、思ったことをすぐ口にする…など。
◆大人に見られるアスペルガー症候群の特徴とは
アスペルガー症候群は広い意味での自閉症のタイプのひとつです。自閉症のように幼少期に言葉の遅れがないため障害があることがわかりにくいですが、成長とともに不器用さが出てきます。●コミュニケーションが苦手
空気が読めない、言葉の裏の意味を理解できない、質問に的確に答えられない、自分ばかりしゃべり続ける、会話が成り立ちにくい…など。●想像力が欠けている
相手の感情を察することができない、臨機応変に対応できない、物事を順序立てて進めるのが苦手、物事を同時に進められない、環境の変化が苦手…など。●社会性に乏しい
場面に合わせた行動がとれない、言葉や作法の使い分けができない、年相応の社会常識が身についていない…など。
このほかにADHDに似た多動性や不注意の行動を見せたり、五感が鋭すぎる・鈍すぎるなどの症状が見られたりすることもあります。
◆自覚による自己コントロールと周囲の支援がカギに
大人になるまで気づきにくいと言われる2つの障害。就職や結婚など社会との関わりが増えていくにつれて、症状が現われて良好な対人関係が築けずに孤立し、うつ病や依存症などの二次障害に発展してしまうケースが現在問題になっています。それを防ぐためには障害の自覚と周囲の理解が不可欠です。
大人の発達障害であると思い当たるようであれば、まずは医師に相談を。診断が下されれば自分を責めたりする気持ちも軽減し、障害を受け入れて今後の生き方の指針を得ることもできます。周囲には本人の障害の欠点にだけ目を向けないよう理解することが求められます。症状に合ったサポートをすることで本人は自己肯定感を得られ、その特性を活かせるようになります。それまでは、社会全体があたたかく見守るということが重要なのかもしれません。
いかがですか?
ちなみに私も当てはまりまくりですが(笑)
誰にだってあることのような・・
むしろ、この特徴の何にもひっかからないというか、自覚がない人のほうが危ないような・・
自分で気づいているのであれば、認識できているようであれば、おおむね大丈夫じゃないでしょうか・・・
テレビなどで大人のADHD特集などをしていて、みたことがありますが、片付けられない女性が悩み続けて、ADHDと診断されるまでをやっていました。
誰でも片付けが苦手・・という意識がありますが、その人の場合、本当に片づけられなさ過ぎて、それが離婚原因になっていました。
片づけられていないことは認識しているのですが、どうしても片づけられないそうです。片づけ方がわからない・・といった感じでした。
料理をしていて、急に本をしまおうとしつつ、そのままTVが気になって・・、そして、TVをみていたかと思ったら、その周囲にあるゴミが気になって拾い出したかと思ったら、ゴミ袋を取りに行きつつ、洗濯物に目がいって・・
という感じで、何もかもが中途半端な状態で目にして気になったものに行ってしまうので、また床に物が放置されてしまい・・という感じでした。
確かに普通の人の片づけられないとはわけが違っている感じでした。
このくらいの症状でADHDと診断された場合、その人のことを理解し、サポートしていく心がまえのためにも 大人のADHDと言ってもいいように思いますが、
何もかも 上記のような症状があるからといって、ADHDのせいにしがちになっている風潮もどうかと思います・・・
病気だから仕方ないでしょ?みたいなことを堂々と主張する人も増えているような・・・
ADHDの症状は誰にでも多かれ少なかれある症状だと思います。全く上記のような経験がない人はそれこそ完璧すぎて少ないのではないでしょうか。
本当に大人のADHDの症状で苦しんでいる人が救われなくなってしまうように思います。
医師の診断を受けた場合だけADHDであることについて、周囲への理解を求めていくべきだと思います。
血液検査などの明確な判断材料があるわけでもないので、難しいところですが、その病名に逃げてしまうのもどうかと思います。
Yahoo!知恵袋の意見をみてみました。
Q
アスペルガー症候群、ADHDの障害を持つ大人はそれぞれどのような内面的特徴をもっていますか?
A
アスペルガー症候群だの、ADHDだのは、
無能でヤブな精神科医が自分ではどうにも手に負えない人から金をぼったくるために主に使っている名称で、ほとんど意味はない。
Wikipediaより抜粋
ADHDの医学的なあり方に疑問を持つ専門家も多く、アメリカではADHDに関する論争(英語版)が盛んである。
Q
大人のADHDの検査方法とADHDの特徴を教えてください。先日親子3代でADHDだと検査結果の末わかりました。ですが、本当にそうなのかな・・・と いう気持ちもあります。病院での検査は1枚のチェックシートと幼少時から今日までの問診でした。チェック項目を満たしているからADHDだと言われまし た。こんなに検査は簡単なものなのでしょうか?ちなみに子供はいろいろな検査をしました。私の特徴としては、とてもだらしない事とよく忘れ物をする事と遅 刻気味であることはあります。また以前の職場では簡単な計算ミスを頻繁に繰り返したりなどのミスもありました。あと良く天然と言われる事が多いです。子供 も自分もそして私の母までADHDだと言われ今本当にショックで精神的に参っています。どなたかアドバイス等お願い致します。
A
ADHD当事者です。
検査を受けるまでもなく、ADHD傾向ありですね。
親子三代で発達障害。。。
受け入れたくない気持ちは分かりますが、現実を受け止める覚悟をきめましょう。
私は26歳で診断を受けましたが、運よく社会適合できています。
ADHDの場合、診断が出たのなら、成人にも処方できるお薬をもらえます。
対症薬ですが、頭がずいぶんと冴えるので、その間に自己分析、および家族の行動パターンを分析して、ひとつづつ対処法を考えてきましょう。
特徴をまとめた知恵袋もありました
Q
A
1.基本的な特徴(基本症状)
不注意や多動性、衝動性という特性は誰にでもあるものでそれらがまったくない人はおりません。なのでその程度がその人の生活環境の中で少し強いときに、生 活上の困難さが出てくるという意味で、不注意や多動性・衝動性という特性は、必ずしも病気ではないと考えられます。そこで私たちはこれらを「症状」とはい わず「行動特性」と考えています。そのため、このガイドブックではあえて「行動特性(あるいは特性)」と呼ぶことにします。
成人AD/HDの主な行動特性には、多動・衝動・不注意・先延ばしなどがあります。これらの特性が一人一人に異なる程度で現れ、この他にも各人固有の行動 特性があります。その程度が軽い場合は、周囲の人との間に問題は起きることは少なく、その人の個性と考えられることになります。
AD/HDの行動特性を生み出しているのは、おおざっぱにいうと「セルフコントロールするちからが少しだけ弱い」ことだと考えられています。そして、そのことからさまざまな生活上の支障となるような行動特性が生じてきます。
(1)多動性・・・多動性は子どものAD/HDのもっとも大きな特徴の一つですが、成人になると、経験による学習効果や脳機能の発達により行動をコント ロールするちからが強くなり、子どもの頃のような多動性は影をひそめます。しかし、どこか落ち着かない感じやそわそわする感じは残っていて、強い貧乏ゆす りや早口、たえまないおしゃべりという形で置き換わっていきます。
(2)衝動性・・・衝動性とは「何か思いついたことを黙っていられず、つい喋ってしまう」という行動が典型的です。つまり「つい~してしまう」ということ が衝動性ということの意味で、外界からの様々な刺激に対して一見反射的に反応してしまう特性のことです。このことが原因でいろいろなトラブルと直面するこ とがあります。しかし、この特性をうまく使うことができれば、逆にスムーズで躍動的な仕事の流れを作り出すこともできる特性となります。
(3)不注意(注意集中障害)・・・「気が散りやすい」「忘れ物をしやすい」などが特徴的です。つまり注意力を自分の意思で充分長く持続させることができ ないことを意味します。それが原因で「にぶい」「ぬけている」ように見えたり、「意識がとんで別の世界に行ってしまっているようにみえる」という問題がで てきます。この不注意という問題は、学業・人間関係・職場での評価など、人生様々な面での障害となる可能性があります。
これらの3つの基本特性が複雑に組み合わさって、そのほかの生活や仕事の上で支障が生じることになります。特に支障をおこしやすいのは「先延ばし」です。
(4)先延ばし・・・期日までに行わなければならない仕事や用事があるのに、目先のことや自分の興味のあることに気を取られて、すぐに取り掛かることができなかったり、あるいは取りかかろうとしないためにしばしば先延ばしにしてしまうことがあります。
2.二次的症状
AD/HDの人は、上記のような基本的特性のために、幼い頃から周囲との関係がうまくいかず、また失敗して叱られたり自己嫌悪に陥ったりするために自己評 価が下がってしまいがちです。その結果しばしば二次障害へと発展します。AD/HDを持っている人は特に、抑うつ状態・摂食障害・リストカット・OD(大 量服薬)・人格障害などの精神障害を併発するケースが多いことが指摘されています。自己評価が低いことは、周囲の人との関係をうまく作ることができないこ とと関係するのです。このような場合の治療では基本的特性に対する治療よりも、まずこれらの二次障害に対して行うことがより重要です。
3.その他の具体的な特性(症状)
だらしない、整理整頓ができない、ミスが多い、ストレスに弱い、刺激が多い道を選ぶ、モノを無くしやすい、金銭の管理が出来ない、遅刻が多い、不器用、危 険な行為をする、計画・準備が困難、仕事が完成しない、退屈にたえられない、気分がかわりやすい、気ぜわしい、不安感、鬱、心配性、目標に対しての達成感 が感じられない、かんしゃくもち、怒りっぽい、マニュアルに従うのが苦手、自尊心の低さ、不正確な自己認識、対人関係に一喜一憂しやすい、暴力行為をおか しやすい、アルコール中毒や薬物中毒になりやすい、しゃべりすぎる、手足を無意味にそわそわ動かす、順番を待つことが苦手である・・・・・・・などがあら われる場合があります。
いかがですか?
特徴、だれにでもあることのような気がしませんか・・
逃げ道をつくっているだけのような・・・
本当に悩んでいる人もいるかとは思いますが。
私もいっぱい当てはまってます。幼いころから、ちょっと変わってると言われたり。でも、それで楽しくやってこれましたが・・。
記憶力が人よりよくて、塾にいくことなく旧帝大にストレート合格しました。大手企業で普通に働けました。
でも、今でも遅刻しがちというか、時間にルーズな面もあるし、物をよくなくします。記憶力といっても、日常の何気ないこと(自分が興味のないこと)は、ものすごく忘れます。車のカギをどこへいれたか、なんて、すぐに(笑)。
一方で教科書を丸覚えとかは余裕でした。
テスト中は、教科書の何ページのどの辺に書いてあった、みたいなことを思い出しつつ、そこにマーカーが引いてあって・・・というように記憶をたどったり、ノートのこの辺に書いてあって・・、みたいなことが常に浮かんできます。
目でみたものをそのまま記憶していることが多かったです。
テスト前、時間のない時は、じっとノートを見て、一気に目で暗記しました。
主要科目でないけれど、テストがあることもあったので、そういった科目の勉強は、テスト前1時間だけとかで済ませていましたが、目で覚えてほぼ満点だったりしました。そこそこの進学校でしたが、だいたいテストの成績は10位内でした。
記憶力には自信がありましたが、高校生のころも、自転車に乗ろうとすると、だいたい「ちょっと待って!鍵がない・・・」みたいなことがしょっちゅうでした。周りも、「はいはい、また始まった!」みたいなノリで待っていてくれました。
今は、こどもに「また鍵どこいれたか忘れたのー?」って言われます。
覚えるぞ!と意識していないことは、かなり忘れやすいです。
自分が重要だと思っていないこともすぐ忘れます。
確かに不都合を感じることもありますが、とくにADHDの診断を受けに行こうとは思いません。
たぶん現状の自分に満足しているからだと思います。
私が病院に行ったら、ADHDと診断されるような気もしますが、自分の特性を理解してうまく使えていますし、周囲へも忘れっぽいことなどは話して理解してもらえていたり、助けてもらっているので、特に困っていません。
現状に満足していないことを、なんでもADHDのせいにして逃げるのもどうかなぁと思って、何気なくADHDのニュースを目にしたので ちょっと書いてみました。